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「借地」つまりは土地を借りている状態になっているとまとちゃん。
少し心が落ち着いたので、「地代」を払う事はなんとなく理解出来たようです。
では、誰にいくら払うのでしょう???
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おかぴ先生 「とまとちゃん、相続で譲り受けた資料のなかに、《土地の賃貸借契約書》はなかった?」
とまとちゃん 「突然のことだったので、資料をきちんと見てないです」
「お母さんは【地主の八百屋さん】って話していたし、その方のご自宅にお邪魔してたような記憶があるなぁ~」
おかぴ先生 「それではきっと、その方が地主さんだね。
早速土地の賃貸借契約書を探してみましょう!」
とまとちゃん 「わかりました!」
「相続でもらったとはいえ、簡単にはこのアパートを維持出来ないような気がしてきたなぁ・・・どうしよう。わからないことばかりで不安しか有りません・・・。」
おかぴ先生 「とまとちゃん、大丈夫だよ。」
「今は相続したばかりだから、今の収入が大切だけど、このアパートは今後の生かし方次第で、とまとちゃんにとっての重要な財産になるんだよ。」
とまとちゃん 「私に《大家さん業》が務まるかしら?残念だけど手放したほうがいいのかもしれないなぁ・・・」
おかぴ先生 「お母様からもらった物は大切にしないと・・・!!だから私と一緒に考えてみないかい?
不動産は、きちんと管理すれば長く維持出来る物であり、権利なんだよ。」
とまとちゃん 「そうするよ先生。でも難しい話は苦手だから、簡単なことからかな・・・」
「私がんばります!」
相続したこと、大家さん業を務めること、わからないことばかりですが少しだけ覚悟ができたとまとちゃん。
土地の賃貸借契約書は無事に見つかるでしょうか。
そして地代はきちんと支払うことができるのでしょうか。
とまとちゃんがんばって!