◎不動産の悩み日記⑤◎◎『意外と知らない借地の始まり!』~とまとちゃんの乱~笹塚~
とまとちゃん「借地っていつから借地なのかしら。」
「土地をたくさん持っていた人って、大変なお金もちに違いないわね!!」
おかぴ先生「それが、そういう訳でもないんですよ」
「明治初期、西洋からきた民法の導入で【土地の所有権】が確立されました。」
とまとちゃん「民法って西洋からきたんですね~」
おかぴ先生「明治政府は財政の安定の為に税の徴収を始めました。」
「納税義務者を土地の所有者としました。」
とまとちゃん「あらら!それじゃあ土地をたくさん持っている人は税金を納めなければならなくなってしまったということね~」
おかぴ先生「そういうことです!」
「そこで、土地所有者は土地を売買し始めます。高い税金を払わなければならないからです。」
とまとちゃん「切り売りして、やり繰りするなんて大変そう…」
「でも、土地なんて、売るにしても高額でしょうし、買いたくても買えないひともいるのではないですか?」
おかぴ先生「そうそう。
庶民は土地が高騰しすぎて購入する事が出来ません。」
「だから、土地を借り、家を建てる。」
「使わないけど手放したくない人、とりあえず家を建てたい人。相互利益というわけです。」
とまとちゃん「もちつもたれつ、ですね!」
「土地をたくさん持っているひとも、納税でたいへんなんだなぁ~!勉強になりました!」
投稿日:2020/06/14