◎不動産の悩み日記10◎『土地神話からのバブル崩壊』~とまとちゃんの乱~笹塚~
■とまとちゃん
「昭和後期といえば、バブル崩壊ですよね!」
■オカピ先生
「そうなんだよ。」
「バブル崩壊は、ほったらかしにされていた借地制度にも大きな変化をもたらしたんだよ。」
■とまとちゃん
「どんな変化ですか?!」
■オカピ先生
「とまとちゃんは《日本列島改造論》って知っている?」
■とまとちゃん
「え~っと、へー!田中角栄さんが書いた本なんですね!」(wikiを見るとまとちゃん)
■オカピ先生
「昭和以降には《日本列島改造論》に端を発し、地価が上がり続ける「土地神話」が生まれたんだよ。」
■とまとちゃん
「土地神話ってなんだかカッコイイ!」
■オカピ先生
「そんな時間も束の間、昭和59年にピークを迎え、
過剰なお金の流れからバブルが膨らみ、突然、破裂…。」
■とまとちゃん
「バブル崩壊ですね!!」
「どうなってしまったんですか?」
■オカピ先生
「土地を保有するよりも、利用(活用)することへ価値観を移すという《土地基本法」》が平成元年に成立するんだよ。」
■とまとちゃん
「土地の活用って、ビルやマンションを建てて、賃料収入で収益をあげることですか?」
■オカピ先生
「そういうことだね!」
■とまとちゃん
「でも、借地の運用は難しそう。だって、借地権者はそのまま住んでいたいですよね?!」
■オカピ先生
「そのとおり!」
「土地利用を阻害している借地制度が問題となるんだよ。」
※借地制度(建物保護に関する法律、借地法、借家法)
■とまとちゃん
「やっぱり!」
次回は借地借家法の旧法と新法について!
つづく!
投稿日:2020/07/26