現在の賃貸業界は「供給過多」の時代に入ってきています。不動産不況と言われる事もありますが、建物自体の数はまだ増え続けています。しかし人口はどんどん減少しています。特に少子化の問題は現在だけでなく今後もずっと続くでしょう。
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この構造が続く限り、空室はなかなか埋まりません。
特に築年数の古い物件などは新築のアパートやマンションなどに太刀打ちできません。家主さまの悩みどころだと思います。
空室が長引くと「家賃を下げれば入居するのでは・・・」と思いがちです。
確かに、不況の時代は「安さ」が入居の決め手になった時もありました。
しかし現在はどうでしょう?デフレの影響で家賃は軒並み下がっています。「安さ」は競争力にならないのです。
「とにかく人を入れて欲しい、家賃を値下げしてもいいから!」と言われる家主さまがいらっしゃいます。
もちろん家賃を下げれば入居の可能性は高まりますが、はたして家主さまにとって本当に良い事なのでしょうか?
すこし過激な言い方かもしれませんが「安さ」だけを求める入居者は”トラブル”も一緒に入居してきます。
家賃の滞納や近隣とのトラブル、ゴミ出しなどのルールを守らない、部屋の使い方が悪いなど、「安さ」だけを求める入居者の方に不思議と多いパターンなのです。
住民のトラブルは、空室状態よりも手間がかかるパターンが多いのも事実です。
壁紙を変える、キッチンを新しくする、畳・障子を貼り替えるなど、賃貸マンションやアパートは定期的に内装の更新が必要です。新しくすれば見栄えは良くなりますが、それだけでは空室は埋まりません…。なぜでしょう?
その要因は「時代のスタイル」似合っていないからです。住む人の生活スタイルに合わなければいつまでたっても空室は続くでしょう。
新築の物件は今の時代に合わせた仕様になっています。バストイレ別、テーブル&椅子のスタイル、布団からベッドへ、細かい部屋割りから採光や空間を感じさせる部屋…など入居者の要望は上げて行くとキリがありません。若い独身の人だけでなく、新婚さんやファミリーでも年齢層に関係なく生活スタイルは時代と共に進化しています。
「価値あるリノベーション」は、空室対策のみならず安定した家賃収入と運営・管理が計れると私たちは考えています。これまでの私たちの実績と経験を活かし「価値の高い選ばれる物件」へ生まれ変わるご提案をしていきたいと考えています。リノベーション費用や工事に対する不安なども多いと思います。私たちは家主さまが安心して工事をお任せいただけるよう、納得のいくまでご相談させていただきます。
私たち「TOMATO KŌBŌ」は母体である不動産会社「とまと館」と常に連携して家主さまの物件をお預かりさせていただきます。
リノベーションの「ご相談・デザイン・企画・施工」から賃貸の「募集・物件管理」までトータルで行う事で家主さまの負担をなるべく減らし、将来安心して物件をお任せいただけるようサポートしていきます。